色覚異常
昨夜、TBSのNEWS番組(NEWS23)にて色覚異常について特集を組んでいました!
色覚異常がある男の子が描いた絵が紹介されました。動物達が楽しそうに描かれているのですが、よく見ると(たぬき)や(熊)が緑色に塗られていました。
どんな色味で見えているのかは本人にしか、分かりません。
色覚異常は赤と緑、茶色と緑などの区別がつきにくい場合が多く、(程度や見え方は個人差が大きいそうです。)遺伝によって、男性のおよそ20人に1人、女性の500人に1人の割合であらわれ、残念ながら今の医学で治療することは出来ないそうです。
取材を受けた男性は、「緑の中にちょっとだけ赤があるとかが、見分けがつきにくい。そんなに綺麗な紅葉って見た記憶がない」と言っていました。
その男性が初めて異常を知ったのは、なんと就職活動中だったそうで、鉄道会社の採用試験で行われた健康診断だったそうです。
「(それまで)自分がそうだと思ったことがなかった」そうで、色覚について「もっと早く知りたかった」と話していました。
なぜ発見が遅れたのでしょうか?
色覚検査は現在、小学校で義務ではなくなっていたんですね(2003年より)ワタシ達が子供のころは必ずありましたので、知らなかったです。(検査が差別を助長するなどとされたからだそうです。)
こんなのですね。
彼は言います。「私の見えている世界。どう見えているか説明は難しいですね。ずっと生まれてからこれなんで。他の人にはどう見えているのかなと、これと違う世界はどう見えているのかな・・・。不便を感じたという経験が少ないので、人と人の少しの個性の違いかなと思う」と話す様子が、決して色覚異常がまれに起こることではない事を物語っている気がします。
世の中には、色の識別が必須になっている職業もありますので、早めにチェックされてみると良いと思います。
TBSのNEWS23のHPです。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3016299.html?from_newsr
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(「奇跡体験アンビリバボー」で昔、開発秘話が紹介されましたので知っている方も、いらっしゃるかも知れませんね。)
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