大杉連さん
俳優の大杉連さんがお亡くなりになりました。
突然の訃報にとても驚いた方も多いのではないでしょうか?
画像はキャプチャーです。(アウトレイジ最終章より)
大杉さんと言えば、メガネがトレードマークですが
メガネによって雰囲気が変わる事をよく知っていらっしゃっていて、役によって一本一本メガネを変えていたという話をしていました。
それもスタッフが用意したものではなく、自分で探して作ってらっしゃった様です。それがどんな役でも。
おかげで、一時は400本を超えたことがあるそうです。一度しか掛けてないものも沢山あったそう。
古いタンスの引き出しがすべてメガネで、奥さんにうながされて少し断舎離したそうですが、それでも2~300本はあったらしいです。
ある時は、役のイメージである(大正から昭和にかけてのメガネ)を探して、イメージに合う眼鏡がなかなか見つからず1週間、東京中探しまくったそう。大杉さんの真摯に役に向きあう姿勢がわかるエピソードです。
大杉さん曰く、(1個1個のメガネで作品も覚えているし、現場はこんな感じだったという実感も。)
名脇役と言われる大杉さんですが、メガネが自分の演技にとって大事な要素であり、常に共にあると言うことを熟知していたのですかね。
慎んでご冥福をお祈りいたします。
おまけ
ワタシとしてはこんなこともやってくれる大杉さんが大好きでした。