遮光眼鏡について②

眼の健康遮光眼鏡

先日は遮光眼鏡についてお話いたしました。(「遮光眼鏡について」はこちらをどうぞ

今回は、遮光眼鏡の種類について具体的にお話ししようと思います。

遮光眼鏡を使うにあたっては以下の方法があります。

①遮光レンズをお好きなフレームに入れて使う。

②遮光眼鏡用フレームに遮光レンズを入れて使う。

③オーバーグラスとして普段のメガネの上から掛けて使う。

④クリップオンサングラスとして普段のメガネの上につけて使う。

などでしょうか。

①遮光レンズをお好きなフレームに入れて使う。

メリットとして見た目が自分のイメージに近い物ができる。度付きも出来るのでアイウェアとして見た目がお洒落な物ができるって事でしょう。

デメリットとしては、普通のメガネフレームですから横や上下に隙間が出来るので、正面以外は光が入りやすい。見た目は良いんですが、その分機能性が下がってしまうという事ですね。また、 屋外の眩しさを基準にするのでカラーによっては室内では暗すぎる可能性があります。 室内用と使い分ける必要があるかも知れません。(調光レンズは別)

②遮光眼鏡用フレームに遮光レンズを入れて使う。

遮光眼鏡用に設計されたフレームですので、横や上下の隙間を出来るだけなくすことで遮光の性能をより引き出すように設計されています。もちろん度付きにも対応しています。

横と上下にシールドが付きます。

デメリットとしては、見た目が通常のメガネと比較すると、 横と上下をふさぐ形になりますから視界が狭く感じる可能性があります。それを出来るだけ解消しようとするとフレーム自体がどうしても大きくなります。お洒落にうるさい方だと抵抗感があるかも?またこちらも屋外の眩しさを基準にするのでカラーによっては室内では暗すぎる可能性があります。(調光レンズは別)

東海光学㈱のヴェルジネ \22,000(税込)

③オーバーグラスとして普段のメガネの上から掛けて使う。

普段使っているメガネの上から掛けられるので手軽に使えます。横、上下の隙間も防ぎます。最近ではスタンダードな大きさ、少し小ぶりなもの、お子様用と種類も増えています。こちらに度付きレンズを入れる事も可能です。(度数によっては出来ない事もあります。)

東海光学㈱ ビューナル \11,000(税込)

やはりメガネの上からも掛けられるように設計してありますので、見た目的には大きくなります。また普段のメガネの大きさによっては掛けられない場合もあります。素材的に細かい調整は出来ません。

④クリップオンサングラスとして普段のメガネの上につけて使う。

ご自分のメガネフレームの上に取り付ける事ができますので簡単です。使用しない時は外しておけますし、跳ね上げ式なので瞬時に、遮光と透明を切り替えられます。またご自分のメガネの形状に合わせた製作が可能です。(一部製作できないものもあります。)

やはり普段使用のメガネの上からなので横、上下に隙間が生じやすく眩しさを感じる可能性があります。

ご自分に合ったタイプを選ぶのが肝心ですが、遮光眼鏡としてのせっかくの高い性能を生かすような選択が良いのではないでしょうか?

遮光眼鏡に関してご質問やお問い合わせなどがありましたら、お気軽にメガネのクロサワまで!!