実験してみましょう!!
盲点
(全く盲点だった)などと言いますが、(盲点)って何でしょう?
意味は2つあり、ひとつは(だれもが見落としているような点。)という意味で、比喩として使いますね。
もう一つは、 視神経と接続する、網膜上の点のこと。映像がここに結んでも視覚を欠き、その物は見えません。 上記の比喩はここから派生した言葉なんですね。
ではなぜ(盲点)ではものが見えないのでしょうか???
なぜ見えないの??
盲点は「視神経乳頭(ししんけいにゅうとう)」という所にあります。視神経乳頭は視神経が集まって、束になっています。 また、眼球から血管や視神経が出入りしているところでもあります。
視神経乳頭には光を感じる細胞(視細胞)がないので、この部分に集まった光は、信号として 脳まで届きません。だから、脳では「見えてなーい!」と判断されてしまうわけなのです。
自分で実験してみましょう!!
マリオット=ボイルの法則 (マリオット博士とボイル博士が共同で発見したから。)
それではモニター画面と顔を平行にして下のイラストを見てくださいね。
左目を閉じて、右目で左の●を見つめて。目線は動かさず●をじっと見たまま、画面と目の間隔をゆっくり近づけたり、離れたりしてみて下さいね。
すると・・・消えたっ!!
★が完全に見えなくなるポイントがあるはずですっ!(モニターとの距離感は個人差があります。)
左目の盲点を探す時は★を左目で見て下さいね。
完全に見えなくなったポイント、それがアナタの(盲点)です。
不思議ですね~!