フィッティング 掛具合調整
よく似合うフレームを選び用途に合ったレンズを選んだとしてもそれで終わりではありません。メガネを快適に使っていただくために、そしてレンズの性能を充分に生かせるように、レンズを入れる前から使用するご本人さまに合わせた調整が始まります。
①フィッティング(加工前の掛け具合調整)
お顔の幅や目と目の間隔、耳の位置、など誰一人として同じという事はありません。
メガネを快適に使っていただけるように、お客様一人一人に合わせてフレームを調整いたします。
②アイポイントの決定
フレームを調整した後、瞳がどの位置になるかを確認しレンズの光学的中心を決定いたします。このズレが大きいとジワリジワリと疲労を蓄積させたり、能力低下を招いたりする原因になる事もあるのです。
正確なメガネを作るために、フィッティング(加工前の掛け具合調整)は重要なポイントになります。
●単焦点レンズの場合
レンズの光学的中心は最も視点が通る位置に設定します。選んだフレームを掛けていただかないと測れません。しかし、ただ掛ければ良い訳ではなく、正確な位置で掛けていただく必要がありますので、フィッティングが重要になってくる訳です。
●累進レンズの場合(遠近両用)
視線の動きは、近くを見ようとする時、だんだん内側に向いていくので、累進メガネを作るときは微妙な視線の道筋を計測して、ミリ単位で「近用アイポイント」の設定をしなければなりません。この精密設定をするために「ミラーチェック法」などを用い、正確なアイポイントを決定いたします。
こうして決定されたアイポイントのデータから、レンズの加工を行います。
③メガネの完成、フィッティング(お渡し時の再調整)
より快適にお使いいただくために、もう一度掛け具合を調整いたします。見え方のチェックを行い、使い方の説明やアドバイスなどもさせていただきます。
④アフターケア
日常使用により、ネジの緩み、フレームのゆがみが生じてしまうと、見え方にも影響が出てくる場合もあります。掛け具合の再調整、ネジの調整・交換、クリーニングなどはいつでも無料で 行っておりますので、お気軽にお申しつけ下さい。